ガンダム情報サイト・ガンダムチャンネル

ガンダムチャンネル

ガンダムチャンネル

エギーユ・デラーズ

エギーユ・デラーズ

エギーユ・デラーズ

ギレン派の人物。ア・バオア・クー防衛戦において麾下艦隊を率い防戦中ギレン・ザビ戦死の報を聞きキシリア・ザビによる暗殺と看破、麾下艦隊を率い戦場を離脱。
カラマポイントでの協議において、連邦への服属を拒否する旧ジオン公国軍の大半がアクシズ行きを選ぶ中、抵抗継続を望む者達を率いて地球圏に残留。ただしデラーズ自身は協議の前から潜伏拠点『茨の園』の建設に着手しており、早期に地球圏残留の意志を固めていたと思われる。81年ジオン公国国慶節を以って活動を開始、以後デラーズ・フリートを名乗り、地球圏において地球連邦に対するゲリラ戦の指揮を執った。同士の潜伏や補給等の面では、サイド6政府関係者やアナハイム・エレクトロニクスに代表される月面企業連合体との非公然の協力関係にあった。
しかし連邦の地球偏重政策に抗し得ず、アクシズの地球圏帰還を地に潜って待つか、乾坤一擲の総力戦による大戦果を目指すかの二択を迫られる事となる。そしてデラーズは、ガンダム開発計画の情報を入手得た事で、後者を選択した。
U.C0083、星の屑作戦を発動。トリントン基地での核弾頭搭載ガンダム強奪事件に端を発したこの一連の騒動は地球圏を席巻し、後に彼の名を冠してデラーズ紛争と呼ばれることとなる。以後状況を楽観し腰の重い連邦軍を翻弄し続け、作戦の真の目的であるコロニー落とし成功まであと一歩のところまで行くが、コロニーの大気圏突入直前にシーマ・ガラハウの裏切りにあい座乗艦の艦橋を制圧される。デラーズは動じず、その言動に激昂・動揺したシーマに射殺されてしまうが、アナベル・ガトーの奮闘でコロニーは最終軌道修正を果たし、遂に地球に落着する。
時代はこれをきっかけに大きく動き出すが、「連邦による地球圏の主権掌握の阻止」というデラーズの大義が果たされたか否かは評価の分かれるところであろう。