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コジマ

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地球連邦軍の士官で、極東方面軍所属機械化混成大隊(コジマ大隊)の大隊長。階級は中佐。主人公シロー・アマダの直属の上官。エアコンが苦手で、蒸し暑いジャングルの中でも半袖の制服を着用して扇風機を使っている。

東南アジアの森林地帯から中央アジアの砂漠・山岳地帯に達する、かなり広範囲の戦線を指揮する前線指揮官。その為か麾下戦力には、当時の連邦軍としては貴重なモビルスーツが24機、かなりの早期に配備されている。

物語中盤までは良く言えば過不足無い、悪く言えば「昼行灯」という表現が似つかわしい凡庸な官僚的指揮官の印象を与えていた。しかし終盤、政治的野心を動機とする戦略と非人道的な戦術を行使する連隊長イーサン・ライヤーに、「戦争にもルールはある」と異議を唱え、その指揮下から外れようとする。その際イーサンにジャブローへの栄転を餌に懐柔されるが拒否して司令部を去り、第08小隊隊員の尊敬を得た。また、この際にホバーで去ったことでアプサラスIIIのメガ粒子砲の直撃を受けずに済み、命拾いしている。スパイ疑惑の末に脱走したアマダ少尉の一件も、行方不明の一点張りで有耶無耶に揉み消す思いやりを見せた。