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ナナイ・ミゲル

ナナイ・ミゲル

ナナイ・ミゲル

ネオ・ジオンのニュータイプ研究所所長にして戦術士官。ジオン・ズム・ダイクンの後継者としてスペースノイドの先頭に立ち、地球人類粛清という重責を負うシャア・アズナブルを優秀な参謀としてサポートし、私的な場においても恋人として、母性的な優しさで支えていた。軍人としては、部下に厳格な面を見せていたが、自由奔放でシャアのことを慕うクェス・パラヤとは当然折り合いが悪く、何かとクェスをかまうシャアに苛立ちを見せることもあった。

ニュータイプ研究の主任であるため、ニュータイプや強化人間がどういうものかについて精通していたと思われる。本人はニュータイプとして戦場には出ないものの、それらしき素質が十分にあるところが垣間見える場面があり、戦場でサザビーを駆るシャアの行動や感情を強く感知し、把握していた。戦局の終盤では、シャアが死に急ごうとしているように感じたのか、不安の入り混じった思念を送るが、アムロとの決着に没入するシャアは、「男同士の間に入るな」とナナイを完全に拒絶する。

そして物語終盤、地球に落下するアクシズを包むサイコフレームの光の渦の中にあるシャアを「大佐の命が吸われていく」と感じ、シャアがアクシズ落下による大気圏の摩擦熱で消滅したと思われた瞬間、シャアの命が尽きたと感じたのか、号泣する。敗北したネオ・ジオンは撤退したが、ナナイはその後どうなったかは不明である。 総監督の富野由悠季曰く、「シャアが抱きついても恥ずかしくない女」というイメージを創るのに苦労したそうである。

なお年齢に関しての記述が無いが、下記の『若き彗星の肖像』や『デイアフタートゥモロー』での描写から、宇宙世紀0093年の時点で年齢は20代前半説等が存在する(上記の富野監督のコメントからシャアと同年代とも言われている)。

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