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フレイ・アルスター

フレイ・アルスター

フレイ・アルスター

大西洋連邦事務次官ジョージ・アルスターの娘で、母親は幼いころに死亡している。ヘリオポリスではキラ・ヤマトらのカレッジの後輩だった。
ヘリオポリスがザフト軍の攻撃を受けた際にシェルターに避難したが、ヘリオポリス崩壊時に救命ポッドとして分離されたシェルターが推進器の不調により難破状態になってしまう。しかしキラが搭乗するストライクに救助され、アークエンジェルにてサイ・アーガイルらと再会し以降行動を共にする。
当初からコーディネイターに偏見を持っていたが、目の前で父・ジョージ・アルスターの乗る戦艦がザフトに撃墜されたのを機にコーディネイターへの敵対心を強くし、アークエンジェルが地球に降下する際には地球連合軍に入隊志願した。それと並行してキラにコーディネイターを絶滅させるべく戦闘に積極的に参加するよう誘惑をかけた。サイとは親の決めたフィアンセで恋人同士だったが、地球降下後に婚約を破棄している。
アークエンジェルは地球降下後、アラスカ基地(JOSH-A)に向かう際に、オーブへ寄港、サイやトール達はヘリオポリスから脱出してオーブへ帰国していた家族と面会する。しかし、面会者のいないフレイは一人アークエンジェル内に残る。しかし両親がオーブで健在であるキラがアークエンジェルに残っているのを同情されたと思い込み、キラを激しくなじる。この事をきっかけにキラとの仲は気まずくなるが、フレイは話し合って関係を改善したいと思いキラに声をかけようとした。しかし途端の戦闘において、キラはMIA(戦闘中行方不明=戦死扱い)となり、彼女はその機会が失われたことに激しく動揺する。その悲しみから逃げるためサイとヨリを戻そうとするが、彼女が本当にキラに想いを寄せるようになっていた事を見抜いていたサイは、それを冷たく拒絶する。
アラスカ基地到着後、アークエンジェルからの転属命令を受けるが、直後に起こったザフト軍のアラスカ基地襲撃作戦の際、ラウ・ル・クルーゼによって拉致されてしまう。その後しばらくザフト軍と行動を共にしたのちニュートロンジャマーキャンセラーのデータと共に救命ポッドにて漂流させられ、ナタル・バジルールが指揮するドミニオンに救助される。その後はドミニオンのCIC(戦闘指揮所)のクルーとなる。最終決戦においてドミニオン撃沈前に脱出するも、プロヴィデンスのドラグーンシステムから放たれたビームが脱出艇に直撃し、同乗していたドミニオンのクルーと共に命を落とす。その際のフレイは、どこか自らの死を恐れず受け入れているようにも見えた。その魂はフレイの「本当の想い」としてキラを包み、その後のキラの心を成長させる事となった。
”お嬢様”らしい我が侭な性格と、物語前半において彼女が行った所行(キラを誘惑して戦闘へし向けようとした行動やコーディネーターに対する辛辣な発言)が元で嫌われやすいキャラではあるが、後半では一貫してキラへの謝罪を望んでおり、またそれが叶わないまま命を落としたことにより悲劇のヒロインとして未だ愛されているキャラでもある。