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ブレックス・フォーラ

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地球連邦軍所属で、階級は准将。地球連邦政府議会員の資格を持っているが、反地球連邦政府組織エゥーゴの指導者でもある。一年戦争時の具体的描写はないが、家族を全て失う悲劇に見舞われている。ティターンズのジャミトフ・ハイマンバスク・オムとは何らかの因縁があったようだが、劇中で語られることは無かった。

一年戦争後にジャミトフが連邦軍内の地球至上主義者を利用して軍閥を形成し、デラーズ紛争を口実にティターンズを設立すると、、ブレックスはこれに対抗するため地道な根回しとアナハイム・エレクトロニクスの資金力により月面都市やスペースコロニーの一部にシンパを獲得し、クワトロ・バジーナなどの旧ジオンの人脈とも手を組んだ。そして、反乱分子の増長に業を煮やしたティターンズによる30バンチ事件を契機にブレックスは半ば公然と活動を開始、エゥーゴを旗揚げしてアーガマやRMS-099 リック・ディアスなどの軍事力を整備した。

宇宙世紀0087年3月にアーガマへ搭乗し、RX-178 ガンダムMk-II強奪作戦等の一連の作戦の指揮を執る。カミーユ・ビダンを「アムロ・レイの再来」と称し、カミーユがニュータイプであることに期待する。また、クワトロの正体がシャアであることを知りつつも、エゥーゴの幹部として遇し絶大な信頼を寄せていた。シャアもブレックスに対しては敬愛の情を抱いており、暗殺の際には涙を見せて悲しんでいる。

同年8月17日、地球連邦議会で現在の地球の危機を訴えるべく、政治家達の宇宙移民を演説予定していた矢先に、ティターンズの放った刺客によって暗殺される。死の直前、シャア(クワトロ)に後事を託す。劇場版での描写によると、彼を暗殺させたのはジャミトフではなくバスクだったようだ。

ティターンズの人質を使った恫喝に対して即座に拒否しようとするなど、信念を優先する激情家の傾向があるがアナハイムと交渉し連邦軍内部に組織細胞を作り上げるなどした手腕には確かなものがあった。

なお、家族が無く、自らの理念を実現する組織を作り上げ、最期に暗殺されたことなどはジャミトフと同じである。

搭乗艦