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パプテマス・シロッコ

パプテマス・シロッコ

パプテマス・シロッコ

熱核反応炉の主燃料であるヘリウム3採取を目的に編成された木星船団の指揮官。宇宙世紀0087年4月末、所期の任務を終えて地球圏に帰還した際、自身が掌握するジュピトリスと積載されているヘリウム3を手土産にジャミトフ・ハイマンに取り入り、ティターンズ参画を果たす。登用したジャミトフは、当時増長し始めていたバスク・オムの対抗馬としての働きを期待していた様だが、シロッコも徐々にジャミトフの手に負えなくなっていく。

宇宙世紀0087年8月10日、月面都市フォン・ブラウンを制圧するためのアポロ作戦が発動されると、上官であるジャマイカン・ダニンガンの命令を無視し単独行動を起こし、いち早くフォン・ブラウンを占拠する。

同年10月15日、エゥーゴがアクシズとの交渉に失敗すると、ティターンズを代表してグワダンに赴き同盟を結ぶ。

グリプス戦役終盤、グワダン内でハマーン・カーン、ジャミトフと会談。会談中クワトロ・バジーナの乱入で生じた混乱に乗じてジャミトフを暗殺。その後、「ジャミトフの弔い合戦」と称してグワダンを撃沈させるとともに、自ら開発したジ・Oを駆ってハマーンのキュベレイと交戦。自らティターンズの実権を握る。

宇宙世紀0088年2月22日、三つ巴の艦隊戦となり、エゥーゴのグリプス2(コロニーレーザー)の発射を阻止するために内部に侵入。クワトロの百式を、ハマーンと共に追い詰める。しかし、コロニーレーザーは発射されティターンズ艦隊の大半が消滅し撤退を考えるが、カミーユ・ビダンZガンダムと交戦。最期は人の意思を吸収したZガンダムに敗れ、カミーユの精神を道連れに戦死する。

なお、小説版においては、カミーユとの最終決戦において、Zガンダムのバイオセンサーから放たれた不思議な光により、ジ・Oのコントロールを失い、コロニーレーザーを避けきれずに宇宙の塵となる。

性格は自己中心的で野心家。人類は天才(特に女性)によって導かれるべきであるという考えを持っており、自分は世界の行く末を見る傍観者になりたいと考えている。人の感情を操るのが巧く、レコア・ロンドヤザン・ゲーブルのようなクセのある人間を従えた。また、強力なニュータイプで、ニュータイプの資質を持つサラ・ザビアロフを傍に置き、ニュータイプとしての感性を研ぎ澄ませていた。ハマーンとの交戦時は、キュベレイのファンネルを打ち落とすなど高いニュータイプ能力を示す。さらに、ジュピトリス内では自らモビルスーツ の開発を行うなど、劇中において途方の無い天才ぶりを発揮していた。

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