一年戦争終結後、ジム・キャノンやRX-77Dガンキャノン量産型のデータを元に支援用MSの集大成として開発された機体。 生産ラインの大部分はRGM-79Nジム・カスタムとの共用化が図られており、動力炉及び基本フレームはほぼ同一の構造となっている。両肩にはこれまでの連邦系支援MSの伝統に則り2門のキャノン砲を装備するが、より高出力なジム・カスタムのジェネレーターを流用している為、実弾砲塔ではなくビーム・キャノンが採用されている。 重力下での精密射撃は腰のスタビライズド・ギアが展開し機体を安定させる。外装にはRX-78NT-1“アレックス”のフルアーマー・システムのコンセプトが受け継がれており、チョバム・アーマーに類似した重厚な複合装甲を身に纏う。武装はジム・カスタムと共通のジム・ライフル、シールドを装備する。更に本機は支援機ながら近接戦闘も想定されており、左前腕部にビーム・サーベル1基を格納している。