セガサターン用ゲームソフトに登場する機体。
当初は陸戦型ジムを試験機体として、頭部にEXAMシステムを組み込んでテストしていたが、機体がシステムの要求する動きに耐えられず目標値に達することができなかった為、機体を陸戦型ガンダムを強化したものに変更し、開発が継続された。本来はこの際にEXAMのデータも移植される予定であったが技術的に困難を伴ったため、当初EXAMを組み込み試験ベースとして使用されていたジムの頭部が、そのまま陸戦型ガンダムに移植されている。このため「ジム・ブルーディスティニー」とも呼ばれていたが、2号機、3号機が登場したことで、この名前で呼ばれることは少なくなった。
試験中はシステムが暴走を繰り返し、搭乗パイロットはあまりの過負荷に耐えられず死亡した。パイロットを失い暴走した機体は作戦終了後の友軍部隊を襲撃し、居合わせた「モルモット隊」と交戦し損傷した。この際、機体は完全破壊に至らず、撤退している。そして同じくその場に居たクルスト博士に目をつけられ、後にEXAMシステムにリミッターをかけた状態で、実験部隊「モルモット隊」に配属され、ユウ・カジマの乗機となった。「蒼い死神」の異名を持っている。
EXAMシステムを起動した本機は、ジオン公国軍制圧下のキャリフォルニア・ベース付近に存在したジオンミサイル基地を、単機にて数分で壊滅させるという大活躍を見せ、友軍部隊に対するミサイル攻撃を阻止。その後キャリフォルニア・ベース攻略作戦に援軍として参加した最中、ジオン公国軍パイロットのニムバス・シュターゼン大尉の駆るイフリート改と交戦、これを退けるも、EXAMシステムを積んだ頭部を破壊されている。
