アッグガイは、ジオン公国軍がジャブロー攻略戦を想定し開発した試作型モビルスーツ。
曽野由大の漫画『機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊』では、北米エルスワーズ連邦軍基地でのキャリフォルニアベース出征式典中に急襲するジオン工作部隊として1機確認されている。4本のヒートロッドを駆使し、敵MSを絡めとり電撃で行動不能にさせるなど本来の格闘戦の高さをみせた。また、巨大なモノアイを発光させる事による目潰し技も併せ持っていた。基地防衛にあたっていた教導団ネメシスのユージ・アルカナ中尉によって撃墜されている。
上記の前日談に当たる曽野由大の漫画『アッガイ北米横断2250マイル』では、キシリア・ザビ直属のヨハン特務隊隊長、ソルマ・ヨハンセン中尉の搭乗機であると判明。キャリフォルニアベースでの格闘性能テストの模擬戦においてノルト・キスノの駆るアッガイを圧倒した。なお、他の3機には彼の部下であるヨハン特務隊員が搭乗したようである。
近藤和久の漫画『機動戦士ガンダム0079』ではシャア率いる水中用ＭＳ部隊の一員として登場。デザインがアレンジされて腕の装備がヒートロッドから二本爪へと変更され、頭部もバルカン砲装備となっており、頭部デザインも電子機器を納めたレドーム風の解釈となっている。
『機動戦士ガンダムΖΖ』においてスタンパ・ハロイ所有のMSとして登場。ジュドー・アーシタが操るズゴックを背後からヒートロッドで絡めとるが、電撃を使わなかったため、そのまま背後に回りこまれクローで破壊されている。元々コレクションだったので、4本のヒートロッドを起動するだけの出力が無かったのかもしれない。
