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MSN-02 パーフェクト・ジオング

MSN-02 パーフェクト・ジオング

MSN-02 パーフェクト・ジオング

ジオングに足が付いた、完成形態。

地上での運用も可能になるが、スラスターが脚部になったため、機動力は低下した(脚部にもスラスターがあり、スラスター総数は差し引き6増えるため、重量増加と合わせてどの程度の低下かは現在の資料では不明)。初出はバンダイのプラモデルのMSVシリーズ。元々脚部はデザインされておらず、プラモデルの1/144のジオングに1/100のドムの足を取り付ける改造アイデアが流行した事があり、この例がデザインの元になったようである。漫画「プラモ狂四郎」に「足付きジオング」として登場して人気機体となり、後に商品化された。

プラモデルでは設定の全高が38mという大型機であるため、1/144スケールではなく1/250スケールとして発売された。長くこのスケール以外の発売は無かったが、2004年6月にマスターグレードとして、1/100スケールで価格は10,000円(税別)という高額なキットが発売されている。ちなみに足の長さはちょうど同スケールのガンダムの全高と同じ長さとなっている他、公式設定には無い「プラモ狂四郎」で登場した大型サーベルがサービスで付属している。

尚、「パーフェクト・ジオング」という名称は元々「プラモ狂四郎」で製作者のサッキー竹田が狂四郎のパーフェクトガンダムに対抗して名乗ったものであり、設定上の正式名称は足が付いても「ジオング」である。また資料によっては「ジオング(完成機)」と表記される場合もあるが、上記機体解説によるなら厳密には誤りである。漫画「機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像」では、シャアが搭乗したジオングの3号機が当機の形状に改修されている。アクシズで交戦後、資材不足の為に解体された。