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MS-06R-1 高機動型ザクII 初期型

MS-06R-1 高機動型ザクII 初期型

MS-06R-1 高機動型ザクII 初期型

高機動型ザクII 初期量産型は、MSVにおいて設定されたモビルスーツ。型式番号は当初MS-06Rだったが、後にMS-06R-1に変更された。初期生産型、先行型などとも呼ばれる。

RP型のテストデータを検証した結果、軍部はF型を改修するのではなく、全面的に再設計を行った機体を生産することにした。これは、ザクII F型をベースにした場合、推進剤の積載量を十分に確保できないと判断されたためである。RP型との大きな違いは外部接続式の伝導ケーブルやサーキットが増えたのが大きな特徴であり、腰部のインテグラルタンクは脚部や胴体上部に分化された。

量産型として指定されながらも、多くの部分が新規設計のものになってしまい、F型の量産ラインをそのまま使うことができなくなってしまったため、生産施設は少なかった。また、推進ロケットエンジンの不良と、推進剤の積載量が少なかったために戦場で推進剤を使い切ってしまうパイロットが続出し、本来の評価を得るのに時間がかかってしまい、初期発注分の22機が完成したところで生産が中止されてしまった。これは、一週間戦争やルウム戦役で多くの優秀なパイロットを失っていたことも原因の一つである。

このR-1型は実践テストもかねて、本国防空本体を含む各要塞基地や、パトロール艦隊へ配備された。正式塗装はF型と同じグリーンであるが、パーソナルカラーを施された機体も多い。なお、生産機数22機のうち、10機がMS-06R-1A 高機動型ザクII 改良型に改修された。

型式番号 MS-06R-1
所属 ジオン公国軍
全高 18.0m
全備重量 76.8t
主な搭乗者 ブレニフ・オグス
武装 360mmロケット砲
他F型と同じ