フォビドゥンブルーなど地球連合軍の水中戦用MSの対抗兵器として開発された、セカンドステージシリーズに属する機体。潜艇型のモビルアーマーへの変形機構を持つ。
それ以前のザフト製水陸両用MSにはグーン、ゾノが存在するが、これらの機体は基本的に水中のみで運用を重視しており、揚陸作戦においての機動性に問題があったが、アビスの基本形は従来のMSと同じ人型であるため、陸上での機動性も確保されている。更に宇宙空間での活動も可能であり、水陸両用MSとしての汎用性はグーンやゾノを大きく上回る。
陸上での戦闘では、機動性を重視しない火力支援用として運用を想定し、多数のビーム砲や格闘専用にリーチの長い格闘兵装を備えている。また、デュートリオンビーム送電システムが採用されており、戦闘時間の延長が可能となっている。