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TS-MA2 メビウス

TS-MA2 メビウス

TS-MA2 メビウス

独特のフォルムを持った、地球軍の戦闘機型MAシリーズの一種。 コズミック・イラ71年の地球連合軍とザフト間の戦争の初期、地球連合軍宇宙軍の主力として活躍した機体。 機体中央のモジュールに一門のリニアガン、機体前面に一対のバルカン砲、機体下部に4発の対艦用有線式誘導ミサイルを持つノーマルタイプと、核ミサイルを装備したボンバータイプがある。
ちなみに、ノーマルタイプの主力武器といえるリニアガンは光速以下では理論上弾速は亜光速まで達し、戦艦の重装甲をも撃ち貫くと考えられるが、劇中ではジンに命中しても吹き飛ぶ、あるいはひるむだけと、あまり強い印象は受けられなかった。
機動性は良好で、直線速度なら殆どのモビルスーツの追随を許さない。 また、2連装の噴射口を持つ2基のメインスラスターユニットは稼動が可能で、この種の機体にしては運動性能はかなり高いと思われる。
ボンバータイプは血のバレンタインを起こした悲劇の機体でもあり、戦争末期にはニュートロンジャマーキャンセラーにより大量に導入された。
「戦車や戦艦並みの重装甲、戦闘機並みの機動性と空戦能力、接近戦での戦闘能力を持った理想の機動兵器」というMAのコンセプトに近い性能を持つが、ザフトの開発した量産型モビルスーツ・ジンとの戦力比は3:1(放映当初設定では5:1で劇中ではそれ以上と一方的であったが後に現在の設定に改められる。)と言われる。
劇中では、100機近くのメビウスで構成される地球連合軍第八機動艦隊がザフト軍の10機程度のモビルスーツ部隊に壊滅させられるなど、この機体の扱いは散々だったが、実際のところナチュラルとコーディネイターというパイロットの圧倒的な能力差以前に、戦闘機(MS)対攻撃機(MA)と観るならば3:1という消耗率はかなり優秀なものであり、事実、メビウスはストライクダガーが開発量産されるまでの間、地球軍の月基地を守り抜いたことからも完成度の高さが窺えるだろう。

型式番号 TS-MA2
所属 地球連合軍
生産形態 量産機
全高 -
本体重量 -
乗員数 1名
主な搭乗者 叢雲劾
カナード・パルス
ルーク
ゲイル
武装 Mk5核弾頭ミサイル
45㎜ガトリング砲
試製ロングレンジビームキャノン