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MS-21C ドラッツェ

MS-21C ドラッツェ

MS-21C ドラッツェ

デラーズ・フリートが独自開発した宇宙戦用モビルスーツ。30機ほどが生産され、偵察や陽動作戦に使用された。

深刻な物資不足に悩む公国残党軍の台所事情を反映したかのような機体で、破損したザクII F2型の上半身に、ガトル戦闘爆撃機のプロペラントタンク兼スラスターを足部分に組み合わせ製造された。このため、地上での歩行機能は有していない。

プロペラントタンクはAMBAC作動肢としてはほとんど機能せず、運動性は非常に低い。代替措置として両肩に球状のスラスターポッドを設置しているが、それでも通常のMSには遠く及ばなかった。ただし直線のみの加速性能は非常に高く、リック・ドムに匹敵するとまで言われている。

武装は右腕のマニピュレーターを排除し装備された40mmバルカン砲と、戦艦の装甲を流用した左腕部シールドに固定されたビームサーベルのみで、ほとんど数合わせ的な戦力だった。

なお、劇場版『機動戦士ΖガンダムIII 星の鼓動は愛』では、アクシズ側にも配備されており、グレーに塗装された本機が哨戒飛行している様子が確認できる。

機動戦士ガンダムUCの時代では、パラオ攻防戦時にネェル・アーガマのモビルスーツ隊と戦闘を行っている。

型式番号 MS-21C
全高 29.8m
本体重量 23.9t
武装 40mmバルカン砲
ビームサーベル
シールド