MS-08TX イフリートをU.C.0096年までの間に何度も改修した機体で、機体装備も改修の末によるもの。シュナイドとはドイツ語で“気骨”や“勇気”を意味する。
機体色は明るい紫色で、肩部装甲や左前腕、臀部に刀身を赤熱化させて投擲するクナイ状の武器「ヒート・ダート」を装備。その代わりに、他のイフリートが装備している長身の実体剣は保有していない。通常のイフリートは両肩のアーマーにスパイクが装備されているが、本機はヒート・ダート用のマウントラッチとなっており、ヒート・ダートがスパイクの様に装備される。
U.C.0096年の第三次ネオ・ジオン戦争時に地球連邦軍トリントン基地を襲撃したジオン軍残党が使用。サブフライトシステムのドダイIIに乗って登場、ジャイアント・バズを使用しトリントン基地防衛に出撃してきた砲撃部隊を撃破する。その後、ヒート・ダートを使用しジムIIの格闘戦仕様であるジムII・セミストライカーをスピードで翻弄、圧倒する。連邦軍の新鋭機ジェスタによる反撃時にはカークスのザクI・スナイパータイプに援護され撤退を促されるが、その後は不明。