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ZMT-S16G メッメドーザ

ZMT-S16G メッメドーザ

ZMT-S16G メッメドーザ

ベスパが開発した試作モビルスーツ。地球降下作戦の折、地上用MSを投入したことで様々な諸問題が浮上した。その中でも移動手段としてビームローターを装備した際に腕部の自由度が減少してしまうという問題が顕著であり、実際に現場からもビームローターの機動性の低さに対して指摘が起きていた。

メッメドーザはその問題点を解消するための装備をテストするために製作された。シャッコーゴッゾーラなどの地上用試作MSが設計のベースになっている。従来のビームローターによる腕の動作の制約を、取り付け位置を両肩に移動することにより解消し、また指摘されていた機動性については両脚部内に新開発の熱核ジェットエンジンを搭載して解消する方法をとった。この方法はMS単体での機動力を大幅に引き上げることに成功し、また両腕の自由度を確保し、強力な内装火器を装備しているため白兵戦能力も上がっている。これによりベスパの地上用MSとしてはこの機体で一応の完成を見た。しかしコストの問題からか量産されるには至っていない。

ファラ・グリフォンを宇宙に戻すためにアーティ・ジブラルタルへ進駐したイエロージャケットが、リガ・ミリティアの部隊と遭遇したために本機を投入。パイロットはピピニーデン隊のクワン・リーであった。強力な火器と高い機動力でリガ・ミリティアの部隊を圧倒し、ビームローターによる攻撃でマスドライバーの支柱を損傷させた。マスドライバーの破損を身をもって守ったケイトのガンイージのコクピットを潰したが、その行為に激昂したウッソ・エヴィンヴィクトリーガンダムにコクピットを潰されている。

型式番号 ZMT-S16G
所属 ザンスカール帝国
全高 14.7m
全備重量 26.2t
武装 ビームサーベル×2
ビームライフル
ビームローター×2
ビームシールド
メガビームガン×2
メガマシンキャノン×2
主な搭乗者 クワン・リー