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OZ-00MS トールギス

OZ-00MS トールギス

OZ-00MS トールギス

アフターコロニー世界での全てのモビルスーツの原型となった機体で、後にガンダムタイプを開発する5人の科学者(ハワードも携わっている)によって、アフターコロニー175年頃に作られた。
「重装甲MSを化け物じみた推進力で強引に制御する」という無茶なコンセプトで開発され、凄まじい高性能機に仕上がったもののパイロットに殺人的な負担をもたらし(3~5秒で12~15Gに至る)、普通の人間ではとても扱える代物ではなかった。そのため倉庫の奥に20年間封印されていたが、それをゼクス・マーキスが見つけ出し、愛機とした。この機体を大幅に簡素化した量産機がリーオーである。なお、OZの士官オットーはこの機体で出撃するもののあまりのG で圧死してしまう。
普通の人間に比べれば訓練である程度のGには慣れてはいたであろうゼクスも、はじめは乗るたびに肋骨を折るなど文字通り血を吐くような状況に苦しめられる。しかし彼はついにはこの機体を完全に制御し、ヒイロの乗るウイングガンダムや、ガンダムヘビーアームズとの一騎打ちでも互角以上の戦いを繰り広げた。
ゼクスが宇宙に上がってからは多数のモビルドール部隊を相手に獅子奮迅の活躍を見せたが、この頃から、ゼクスの反応速度にトールギスの性能が追いつかなくなる。やがてトーラスの大部隊と戦い、最後には自爆する。
また、老師Oは、シェンロンガンダムの開発時にトールギスのレプリカを制作していた。L5コロニーがOZによる襲撃を受けた際、張五飛の婚約者で、竜一族の当主の孫であり、ナタクと自称していた竜妹蘭がこれに搭乗し、Gに耐えられず死亡している。

型式番号 OZ-00MS
所属 OZ
L5コロニー
建造者 ドクターJを含む5人の技術士
生産形態 試作機
全高 17.4m
本体重量 8.8t
装甲材質 チタニュウム合金
主な搭乗者 ゼクス・マーキス
オットー
竜妹蘭
武装 ビームサーベル×2
ドーバーガン