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トーラスクルーザー

トーラスクルーザー

トーラスクルーザー

OZが宇宙用モビルスーツトーラス輸送用に開発した、OZ-12SMS トーラス専用の宇宙用高速輸送艇(別名、トーラスキャリアー)。初登場はTVシリーズ第34話。「トーラスクルーザー」の呼称の初出は第45話。

外観はキノコや傘に似ており、傘の柄にあたる柱状部に巡航形態のトーラスが1機 - 3機、各120°の向かい合わせでコクピット側で係留される。 トーラスのコクピットと本機は気密的に接続されるので、輸送中はMS乗員は宇宙空間を介さずに本機機内との行き来が可能となっている。 武装は特に無いが、搭載しているトーラスのビームライフルやビームキャノン(トーラスカノン)を輸送状態のまま本機の武装として使用できる。 搭載トーラスの分離後は後方に下がるが、MDトーラスやモビルスーツ部隊全体の作戦指揮もしばしばここから行われた。 巡航速度は高く、トーラス部隊を作戦区域に迅速に展開することが可能な他、本機自体も高い機動性を誇り、操縦者の腕次第では敵MSの密集区域をその機動性で掻い潜ることも可能。 また前面(傘部分)の装甲は堅固で、かなりの被弾にも耐え得る。劇中に該当シーンは無いが、大気圏突入も可能である。

トーラスクルーザーはOZにより、L5潜伏中のガンダム05(アルトロンガンダム)や、トールギスでゲリラ活動を行うゼクス・マーキスの討伐作戦などに多数が投入されたが、ホワイトファング蜂起後はOZの他の兵器同様に接収され、使用された。

本機の主な使用者としては、ヒルデ・シュバイカーーがMSトーラスでのリーブラ脱走時に使用した他、OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』でもヒイロ・ユイデュオ・マックスウェルがX18999コロニー侵入の際、デュオ操縦によるトーラスクルーザーを使用している。小説版では、デュオがどこからか調達したものを資源衛星に隠していたと語られており、それを見せられたヒイロはデュオが戦艦を調達していた事に呆れていた。

カラーリングはOZ・ホワイトファングともに灰色。