旧革命軍の高機動型モビルスーツ。RMS-006 ジェニス、RMS-009 セプテムに比べ大型のメインスラスターを持ち、大気圏飛行能力を有する。戦前の革命軍機特有の胴体固定火器は50mmガトリングキャノンに強化されている。また革命軍の量産機としては初めてビームライフルを装備した機種である(共通規格武装の為、他の旧革命軍MSでもこのビームライフルが使用可能だったともされるが、劇中では戦中のMSの描写自体が極めて少なかったため詳細不明)。その威力は登場から15年後の新連邦軍のそれを凌ぎ、フロスト兄弟も唸らせた革命軍の技術力を見せ付けるなど、量産機としては破格の高性能機である(ただし、劇中で強力なビームライフルを使用し、新連邦軍を足止めしていた革命軍工作員の機体は戦後に大幅な強化改造を施されたカスタム機だった可能性もある)。就役は第7次宇宙戦争末期で、生産数は少数に留まり現存数は少ない。カラーリングは赤。
機体名は10月 (October) と4月 (April) を合わせた造語から。1stガンダムのゲルググに相当する機体である。