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フタを開けたら、すぐに製作！・・・という気持ちはよく分かりますが、良い作品作りの為に焦ってはいけません。 まずは説明書に記載されているパーツが全てあるか。明らかに不良品と思われるような損失、傷はないかをよくご確認下さい。

仮に足りないパーツや初期不良等がありましたら、メーカーに問い合わせて正しい商品を送付してもらいます。

パーツの確認が済んだら、まずは全パーツの洗浄を行います。通常、プラモデルは二つの金型の間に原料を流し込んでパーツを精製しています。この時、金型にプラスチックの原料がくっついてしまわないようにする為、金型に分離材を塗っています。この分離材が残っていると、塗装をはじく原因となってしまいます。

洗浄の仕方は、まず風呂桶に4～5cm程度水を溜めます（洗面器等でも構いませんが、小さくてやりづらいので、風呂桶がオススメ）。そこへ、台所に置いてある食器用洗剤を少量入れて、かきまぜて下さい。

これで準備は完了です。あとはランナーごとパーツをひたし、軽く指でこすってあげます。この時、たわしやスポンジは絶対に使ってはいけません。パーツに小さな傷がたくさん付いてしまいます。

洗浄が終わったら、今度は洗剤が残らないよう、シャワーで丁寧にゆすぎます。 薬剤を洗い流す為の洗浄なのに、ここで手を抜いて洗剤がパーツに残っていたら、元も子もありません。