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さて、パーツの切り離しや接着が終わったら、次はヤスリがけです。これはそんなに難しい事ではありません。

ヤスリには3～4桁の数字がふられていますが、この数字はヤスリの「粗さ」を示しています。数字が小さい程粗く、大きい程キメが細かくなっています。最初は400番くらいから掛け始め、ランナーの切り離した部分が見えなくなるにつれ数字を上げていき、1500番くらいまでかければ良いでしょう。

ただ、例えば上記のシールドのように、直線的なパーツをヤスリがけする時、フリーハンドでは行わない方が良いです。素手で行うと、直線的なパーツが曲線を描いてしまう事があるからです。その様な時は、あまったプラ版や木片に紙ヤスリを貼り付け、板の面を使いながらヤスリをかけると、うまくいきます。

表面が平らになったかどうかは、指の爪で確認して下さい。指の腹は感覚が鈍いため、表面の状態を正確に読み取ることが出来ません。