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RX-0 ユニコーンガンダム2号機・バンシィ

RX-0 ユニコーンガンダム2号機・バンシィ

RX-0 ユニコーンガンダム2号機・バンシィ

オーガスタ研究所での重力下試験ののち、1号機の空間機動性能をフィードバックし調整された機体。1号機が単に「ユニコーン」と呼ばれるのに対し、本機は「バンシィ」の通称で呼ばれる。

1号機同様NT-Dを搭載しているが、全身の装甲色が黒、サイコフレームの発光色が黄金色(1号機と同じくのちに緑)、La+を搭載していない点が相違している。また、頭部アンテナは一本角ではなく何本かの金色の角が一列に並ぶ鶏冠もしくは黒馬の立った鬣状となっているほか、フェイスカバーの顎部に牙のような形状が見て取れる。頭部アンテナは、デストロイモード時にライオンの鬣を思わせる形状となる。これはカーディアス・ビストが所有していたタペストリー「貴婦人と一角獣」に描かれていた神獣ユニコーンと対をなすライオンをモチーフにしたもので、ユニコーンを模した純白の装甲を持つ1号機とは対照的に禍々しい雰囲気を漂わせる。1号機からのデータフィードバックにより空間機動能力が大幅に改善されているため、大気圏内での機動性は1号機をはるかに上回る。

OVA版では若干のデザイン変更が行われ、ユニコーンモード時のフェイスカバーと襟元が金色になり、牙や爪のような意匠が追加されている。また、原作にはない追加武装「増加サイコフレーム兵装」を両腕に装備しており、デストロイモード時に展開する。追加武装は、ビーム・マグナムの特性から瞬間的な最大戦力を重視した1号機と対照的に、継戦能力に重点を置いている。

パイロットは、連邦の捕虜となりオーガスタで再調整を受けたマリーダ・クルスが務める。ロンド・ベル隊の旗艦ラー・カイラムに収容されるが、調整や整備はすべてビスト財団直属のメカニックとオーガスタ研究所の者によって行われる。マリーダがジンネマンによって救出されて以降は、ゼネラル・レビルでリディ・マーセナスがパイロットを務めることとなる。 マリーダの死後、バナージ・リンクスを葬り去ろうとするフル・フロンタルシナンジュを倒すため、1号機と共闘する。

型式番号 RX-0
全高 19.7m
本体重量 24.0t
主な搭乗者 リディ・マーセナス
マリーダ・クルス