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アイラ・ユルキアイネン

アイラ・ユルキアイネン

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本作のもう一人のヒロイン。フィンランドのガンプラチーム「ネメシス」に所属する女性ファイター。雪深い貧村出身の元・ストリートチルドレンだったが、プラフスキー粒子を視認して相手の行動を先読みできる才能を「フラナ機関」のバルトに見出され、訓練という名の人体実験を経てファイターとなった経緯を持つ。ビルダーとしての知識や技術は皆無の素人ながら、機関の最高傑作にして人類最強と評されるほどの操縦技術を持つ。公式のバトルでは、自身の能力を増幅する「エンボディシステム」という特殊機能を備えたヘルメットとスーツを着用する。

バルトのしつけによって普段は寡黙にふるまっているが、その内面は率直で感情豊かな少女。貧しい過去の反動から非常に食い意地が張っており、食べ物がかかわると特に喜怒哀楽の差が激しくなる。自身にとってガンプラバトルは生活の糧を得るための手段であるため、自分の才能を自覚しながらもバトル自体には興味がないどころかむしろ嫌悪してさえいた。しかし、偶然出会ったレイジとの交流を経て次第に彼に好意を寄せるようになり、共にタケシの指導で自らもガンプラ製作を経験したことでガンプラの楽しさに目覚めていく。このような経緯から、コウサカ・チナからは「レイジと似たもの同士」との指摘を受ける。また、レイジに引けを取らない高い身体能力を持っている。

当初、レイジたちとは「アイナ」の偽名を名乗るなど自分の出自を隠して交流していた。世界大会決勝トーナメント準々決勝直後にレイジたちに正体を知られてしまい激しく苦悩するが、準決勝にてレイジの言葉を受けてコンプレックスを解消し、そして彼に敗北したことで自分が「特別な存在」ではないことを知り、これを機にフラナ機関と手を切る。その後はチナやリン子と親交を深めつつ身の振り方を模索するが、最終的にはアリスタの力を失ったレイジを追って共にアリアンに渡る。これは、彼女の「レイジと共に居たい」という想いが、首に掛けられたアリスタに反応した結果である。

操作ガンプラ