シーブック・アノーとリィズ・アノーの父で、元サナリィの技術者。金属工学の権威であるが、家族のそばにいるためにあえてサナリィを離れ、ブラッドリー宇宙建設工業の溶接工として生活していた。口数は少ないが家族を深く愛していた人物で、妻の仕事にも理解を示していた。
クロスボーン・バンガードの襲撃に際し、シーブック達を脱出させる為にフロンティアIVの港に取り残されてしまう。その後フロンティアIVに潜入したシーブックと再会。追われるシーブックを車で逃がそうとしたが、攻撃を受けて重症を負う。ガンダムF91のコックピット内で息を引き取った。