ロナ家当主。ナディア・ロナの父で、ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)の祖父。コスモ貴族主義提唱者で、それに相応しい信念を持つ高潔な人物。理想国家「コスモ・バビロニア」の建国のためにクロスボーン・バンガードを創設する。セシリーはカロッゾ・ロナがバグを使った事をマイッツァーへの反逆だと言っているが、マイッツァーがラフレシア計画の事を知っていたかどうかは不明。小説版ではカロッゾと「人口削減」などについて会話しており、概ね知っていたと思われる。
小説版では人種差別主義者の一面も表しており、全面的とまでは言わないものの、「東洋人やユダヤ人は良い友人になれるものもいるが粛清されるべき」との持論を語っている。
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の時代には、既にこの世から他界している模様である。