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ロード・ジブリール

ロード・ジブリール

ロード・ジブリール

ムルタ・アズラエルの後を継いだブルーコスモスの新盟主。
アズラエルの死後に弱体化した組織を、見事に立て直している。アズラエルとの直接的な関係は描かれなかったが、彼と同様にコーディネイターを強く憎んでいる。また、大西洋連邦大統領ジョゼフ・コープランドとの結び付きが強く、彼を使ってプランと呼ばれるコーディネイター殲滅計画を画策していた。世界を裏で操る軍産複合体ロゴスのメンバーとしても活動している。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で死亡したと思われていたムウ・ラ・フラガを密かに回収し、彼にネオ・ロアノークとしての記憶を植え付けた張本人。ネオの率いる特殊部隊ファントムペインの黒幕的な存在でもある。
開戦直後のプラントへの核攻撃に失敗して以降、彼の地球連合内での発言力は徐々に衰えていき、戦力であるエクステンデッドの一人であるアウルを失った際には、新たに完成した大型戦略モビルスーツデストロイを配備させ、反対運動の強い幾つかの都市を壊滅状態に追い込む。しかし、ベルリンでのザフト・アークエンジェルとの戦いでデストロイは破壊され、ネオも行方不明となり、ファントムペインは事実上壊滅に追い込まれてしまう。
後に、ギルバート・デュランダルの演説によって自らを含むロゴスの存在やこれまでの所業を暴露された事で、屋敷を暴徒に襲われ逃走を余儀なくされる。ヘブンズベースに移動し態勢を立て直そうとするが、ヘブンズベース攻防戦において、切り札であった量産されたデストロイ5機を含む殆どの戦力を失い、他のロゴスのメンバーを見捨て潜水艦で一人脱出した。
オーブのセイラン家に匿われ潜伏する事になるが、それもすぐにザフト軍に察知され、オーブはザフト軍と交戦状態になる。ウナト、ユウナと共に脱出する予定であったが、二人は現れず、業を煮やしたジブリールは一人でセイラン家のシャトルで脱出し、月面ダイダロス基地にたどり着く。
ジブリールは、プラント及びザフト軍に完全に止めを刺す為にレクイエムを使ってプラント本国を攻撃し、続けて第2射の発射しようとするが、デュランダルによりザフト軍の殆どの戦力が招集され、先陣に立ったミネルバの奇襲に遭い阻止されてしまう。形勢不利と感じ、脱出を図るが、レイのレジェンドによる攻撃によって乗艦したガーティー・ルーの艦橋ごと撃たれ死亡した。