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レイ・ザ・バレル

レイ・ザ・バレル

レイ・ザ・バレル

ザフトの最新鋭戦闘母艦ミネルバに配属された赤服。ミネルバ所属パイロットのリーダー格で、エリートパイロットのみ許される白色のパーソナルカラーに塗装されたブレイズザクファントムに搭乗し、パイロットスーツも白を基調にしている。シン・アスカ、ルナマリア・ホークはアカデミー時代の同期生で、在校時は常にトップの成績を収めていた。
レイはナチュラルであるアル・ダ・フラガのクローンであり、遺伝子上同一人物とされるラウ・ル・クルーゼがナチュラルであるため、彼もナチュラルである可能性は極めて高く、劇中でもそれを示唆する場面がある。書籍や設定資料集では「ナチュラルである可能性が高い」と書かれることが多く、番組放映後に製作スタッフは彼をナチュラルであると言っている。レイは「二次コピー」であり、コピー元となったのはラウ・ル・クルーゼとあり、その場合彼はラウ・ル・クルーゼと同じナチュラルであったということになる。なぜアルのクローンを複数体生み出さなければならなかったのか、なぜラウとは年齢が離れているのかは不明であるが、レイは「ただ、できるという理由だけで創られた」と発言している。
レイにはギルバート・デュランダルのような「家族」というべき存在がいたことや、シンやルナマリアという同年代の友人に恵まれたこともあってか、ラウのように世界を憎悪し、全てを滅ぼそうとは考えていない。ただし、クローンである自分自身や、完全な人工的手段で生み出されたスーパーコーディネイターであるキラ・ヤマトは、自然の摂理に反する存在として滅ぶべき存在だという考えを持っていた。
自分を幼い頃に引き取ったラウとその友人であるデュランダルに絶対の信頼を寄せている。
戦闘面においては非常に高い能力を有しており、ラウには劣るとされるが優れた空間認識能力を保持し、作中における第二次ドラグーン・システムの運用で幅広い攻撃バリエーションと細やかな操作テクニックを見せた。ラウがムウ・ラ・フラガと戦場で互いの存在を感知したのと同じように、放送初期にはレイもネオ・ロアノークとしてのムウと互いを認識させていたが、中盤以降は戦場で対峙してもそのような描写は無くなり、後のメディアミックス展開でも殆ど触れられなかった。
感情を余り表に出さない沈着冷静なキャラクターであるが、育ての親であるデュランダルの前では嬉しさの余り頬を染める場面が見受けられる。

搭乗機

  • ZGMF-1001/M ブレイズザクファントム(専用機)
  • ZGMF-X666S レジェンド