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ディアッカ・エルスマン

ディアッカ・エルスマン

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ザフト軍クルーゼ隊所属のエリートパイロット(通称、赤服)。士官アカデミーの成績は六位だった。父親はプラント最高評議会議員タッド・エルスマン。同年齢で同室のイザーク・ジュールとはお互い好戦的な性格で気が合うのか、よく一緒にいる姿が見られる。また、ディアッカは趣味に日本舞踊をしており、ゲーム「友と君と戦場で」にてそれが明かされている。
クルーゼ隊が中立コロニー・ヘリオポリスを襲撃した際に地球連合軍の新型機動兵器Gの一機バスターを奪取、以降搭乗機とする。その後はアスラン・ザラ等他のクルーゼ隊の面々と共にアークエンジェルを追撃し続ける。
オーブ近海戦において、戦友であるニコル・アマルフィがキラ・ヤマトの駆使するストライクに討たれた際には復仇を誓うが、決戦ではムウ・ラ・フラガのスカイグラスパーに阻まれた挙句、機体を中破されアークエンジェルの目の前に不時着してしまう。直後にアークエンジェルの主砲にロックオンされたディアッカは止むを得ず投降し、アークエンジェルの捕虜となる。この時バスターも奪還される。
捕虜として拘束されている中、ザフトとの戦闘で恋人を失ったばかりのミリアリア・ハウと出会う。軽い気持ちで言い放ったディアッカの一言はミリアリアを激昂させ、ディアッカは危うく刺殺されかける。これまでナチュラルを見下しゲーム感覚で楽しんできた戦争がいかに深い憎しみと悲しみを生み出すかを目の当たりにしたことで、彼は戦争への思いを新たにすることになる。
本来ならばアークエンジェルがアラスカの地球連合軍本部に着いた時点で基地内の留置所に移送されるはずであったが、オペレーション・スピットブレイク漏洩による、地球連合軍上層部のお引越しの混乱で艦に留置されたままとなり、アラスカ戦後逃亡艦となったアークエンジェルと共にオーブ連合首長国に向かうことになる。その後地球連合軍のオーブ侵攻を前に解放される。しかしアークエンジェルの危機を見過ごすことができなかったディアッカは、モルゲンレーテ工場内で修復されていたバスターに搭乗(アニメ・小説共に描写なし)、アークエンジェルと共にオーブ防衛に貢献する。この戦いの中アスランと再会し、迷いを抱く彼を後押しした。また、小説版ではトールを殺害した張本人であるアスランの事をミリアリアに弁護する一幕がある。
その後はそのままアークエンジェルの陣容に加わり、アークエンジェル・クサナギと共に宇宙へ上がった。彼のバスターはムウ・ラ・フラガのストライクと共にアークエンジェルに配備され、戦闘ではムウと中々のコンビぶりを見せていた(ディアッカ「おい、おっさん!」→ムウ「おっさんじゃない!」は有名)。
コロニー・メンデルでの戦闘では偶然イザークとの再会を果たす。恋人を失いながらも憎しみの連鎖を断ち切ろうとするミリアリア、亡きオーブ代表首長ウズミ・ナラ・アスハ、そしてキラやアスランの姿を見てきたディアッカの言葉は、イザークに大きな影響を与えた。
最終決戦である第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦ではデュエルとの連携でフォビドゥンを倒し、多数の戦艦を撃破し戦果を挙げるが、その後アークエンジェルに接近してきたラウ・ル・クルーゼの駆るプロヴィデンスに攻撃を仕掛け、ドラグーンシステムによる全方位同時攻撃の前に一瞬で機体を中破される。直後にレイダーから攻撃されるが、イザークによって救われ、アークエンジェルのブリッジで無事停戦を迎える。

搭乗機