RGM-79[G]陸戦型ジムに狙撃用のロングレンジビームライフルを装備させた機体である。
この機体が装備するロングレンジビームライフルは、戦艦クラスの装甲を貫通するほどの破壊力を持ち、尚且つ超高精度の狙撃が可能である装備ではあったが、そのエネルギー消費率が桁外れに高く、 MSのジェネレーターでは供給が間に合わず、一回の使用で機体が行動不能になってしまうという欠点を持っていた。そこで実際には、ライフル本体を直接外部供給媒体に接続し、ここからエネルギーを供給する作りになっていたようである。通常、コネクト先の供給媒体は陸戦艇ビッグトレーである事が多く、ビッグトレーには常時1~2体のジムスナイパーが格納されていた。
尚、コネクト用の大口径プラグは最大で3kmの長さがあり、ジムスナイパーの活動はこの範囲内に制限される。プラグを切り離しての独立行動例はほぼ無かったという。