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MS-07B-3 グフカスタム

MS-07B-3 グフカスタム

MS-07B-3 グフカスタム

MS-07BグフはMS-06JザクIIを全面的に改良したジオン公国軍の局地戦用モビルスーツとして量産された。配備が進むにつれ、白兵戦を重視したコンセプトのため攻撃範囲が短い、また固定武装としたためデッドウェイトとなり汎用性に欠けるなど前線での運用に不便な点が浮上した。そこでグフを全面的に見直し、固定武装を廃して脱着型とし射撃能力を向上させた機体として再設計した機体がB3グフであり、一般にグフカスタムと呼ばれる。建造はMS- 07H-8グフ・フライトタイプと同じパーツを用いて行われたとも言われ、外観にも共通点が多く見られる。
グフでは左手に5連装75mmフィンガーバルカンを装備していたが、グフカスタムでは通常のマニピュレーターとし、前腕部に脱着可能な3連装35mmガトリング砲を装備した。また、小型化されたシールドには75mmガトリング砲を追加することで中距離の射撃能力を強化するとともに、近接戦時には排除することで白兵能力の低下を補った。更にグフの特徴的な装備である右腕のヒートロッドは材質を強化しワイヤー型とすることで小型化し射程距離を延長(最長 17.5m)、それに伴い溶断機能を廃し放電のみとし、先端を鈎爪状とした(これらの変更点からヒートワイヤーとも呼ばれる)。シールド裏には格闘戦用のヒートサーベルが装備されている。

型式番号 MS-07B-3
所属 ジオン公国軍
建造 -
全高 18.2m
本体重量 58.5t
全備重量 77.6t
ジェネレーター出力 1,034kw
スラスター総推力 40,700kg
センサー有効半径 -
装甲材質 超硬スチール合金
主な搭乗者 ノリス・パッカード
武装 3連装35mmガトリング砲
ヒート・サーベル
ヒート・ロッド
シールド
75mmガトリング砲