ザクを開発ベースにMS-06の汎用性にマラサイのムーバブルフレームと運動性能を加えて設計された機体。 グリプス紛争時代のものより基本性能は格段に上だが、同時代に連邦軍が主力としたジェガンと比較しても性能に際だった部分は見られない。その分、拡張性の高い堅実な設計で量産性にすぐれ、旧公国軍のMS-06系のように、ネオ・ジオン軍にとって象徴的な主力MSとなっていったようである。 旧公国軍のMS同様、指揮官機には頭部にアンテナがつく。機体色は緑だが、指揮官機でもあるレズン・シュナイダー専用機は、濃紺色に塗装されていた。ヤクト・ドーガは、この機体の基本フレームを使用している。