本機は、11ヶ月にも及ぶ予選「サバイバルイレブン」を戦い抜き、満身創痍となったシャイニングガンダムにかわる機体としてミカムラ博士がほぼ独力で開発した。外観はシャイニングガンダムの鎧武者のような直線的シルエットから、仏像のような曲線的なものになっている。その性能はノーマルモードですらシャイニングガンダムのスーパーモードに匹敵する。無論シャイニングガンダムで有効であった能力はより強化された形で反映され、感情を爆発させた場合に発動していたスーパーモードはより強力なハイパーモードに、シャイニングフィンガーはさらにエネルギーを高め、威力をアップさせた爆熱ゴッドフィンガーに進化している。
また、シャイニングガンダムやその他シャッフル同盟の仲間が乗るガンダム同様、ドモンが明鏡止水の境地に達し、ハイパーモードを発動すると機体が金色に輝くほか、機体性能が大きく強化されるエネルギーフィールドが張られる。このフィールドは機体背面に存在する6枚のエネルギー発生装置により形成され、見かけはオレンジ色の後光のようであるが、ゴッドガンダムにマグネットコーティング効果をもたらすほか、機体の気脈やファイターの第六感をも引き出す力があるという。また、ドモンが乗ると胸部にあるエネルギーマルチプライヤーにキング・オブ・ハートの紋章が浮き出る。