V作戦により開発されたガンダムの量産型という位置付けで開発され、大量生産に向くよう簡略化がなされている。ガンダムからの主な変更点は、機体そのものに対しては、頭部のツインカメラを廃止しガンキャノンに準じたセンサーシステムを搭載、装甲材質をルナ・チタニウム合金からチタン合金へ変更、コアブロックシステムの省略であり、また、外形もよりフラットにされた。武器においてはビームサーベルを2本から1本、ビームライフルから拡散性のビームスプレーガンへと変更され（ビームライフルの使用もできないわけではない）、ジェネレータ出力はガンダムを若干下回るが、機体バランスや索敵能力は向上しており、扱いやすい機体となっている。しかしコアブロックシステムを廃した事により、誘爆率が高く（ガンダムであれば分割構造になっているので破損した個所だけが爆発して済むところを連鎖して全体が爆発してしまう）なってしまい、パイロットの生存率が下がってしまうと言う結果を招いている。開発においては、ジャブローに残されたRX-78初期試作型仕様の4号機 - 8号機が実験台として利用された。よって開発系譜上ではRX-78-2の直系ではなく、兄弟の関係であるといえる。
戦闘においてはジム複数機で、もしくはボールを援護に加えた集団戦を挑む形をとる。地球連邦軍はこの機体の数を揃え、圧倒的な物量によりジオン公国軍を殲滅。一年戦争を連邦軍の勝利へと導いた。また、この機体をベースにした各種派生型も、ザクほどではないが数多く作られている。
