ザクの後継機として開発されたのがグフである。開発コンセプトとしてモビルスーツ同士の格闘戦を想定しており、装備も格闘戦用のヒート・ロッド、ヒート・剣、シールド、さらに左手に5連装バルカンと、かなりの重武装である。ザクを上回るパワーと装甲・装備に特化したがゆえに、グフは汎用性に乏しく、徐々に新型モビルスーツに侵食されていった。
さらに対モビルスーツ用という開発コンセプトは、連邦軍の「ジム」が登場してからは、機動性に優れていた「ドム」に後継機の座を奪われてしまい、開発は陸戦用までで宇宙用は開発されなかった。