
ゾゴックは、アッグシリーズと共に開発された試作型水陸両用MS。
曽野由大の漫画『機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊』では、北米エルスワーズ連邦軍基地でのキャリフォルニアベース出征式典中に急襲するジオン工作部隊として1機確認されている。パワー面では圧倒的で、敵の銃器をへし曲げたり、アッグのドリルを握り潰したほか、連邦の新型MSジム改との力比べでも微動だにしないほどだった。そのジム改との力比べの最中、頭部のワイドカッターをブーメランの要領で放ち敵背後への攻撃を試みるが、逆に巴投げで空中に飛ばされてしまい、自ら放ったワイドカッターによって撃破された。
近藤和久の漫画『機動戦士ガンダム0079』ではシャア率いる水中モビルスーツ部隊の一員として登場。デザインも能力も珍しく指が3本になっただけで殆ど変更されておらず、腕を切断され逃走中のシャア専用ズゴックを追うガンダムの前に伏兵として登場。頭部のブーメラン状のワイドカッターと伸縮式のロッドアームを駆使して立ちふさがるが、ワイドカッターをシールドで防がれた挙句、投げつけられたシールドでバランスを崩し、ビームジャベリンで腹部を貫かれ撃破された。