MS同士の白兵戦を想定しているため、本体は軽量化によって機動性・運動性の向上が図られた。武装もビームライフル、ビームサーベル、シールドといった基本的なもののみとなっている。GAT-Xナンバー中、最も初期に開発されたためベーシックな造りになっており、他のGAT-X機のアレンジの基本形ともなっている。それ故本機にはこれといった特徴が無く、他のGAT-X機に比べスペック的にやや見劣りせざるを得ない。
またX100系列の基本フレームを採用しているため武装、シールドの形状など、後に開発されるGAT-X105ストライクと共通点が多いが、ストライクに比べ外装、内装機材との相性があまり練り込まれておらず、本来の性能を完璧に引き出しているとは言い難いものであった。これはX103のバスターも同様であったが、こちらは遠距離支援用の機体である為さほど問題にはならなかった。
「デュエル」は「決闘」の意。
