地球連合軍が開発した初期の5機G兵器(GAT-X105ストライク・X303イージス・X102デュエル・X103バスター・X207ブリッツ)のうち、ストライクを除く4機体の奪取に成功したザフトは、機体の技術分析を進めた。そして得られた分析データに加え、ニュートロンジャマー(NJ)の効果を無効化するニュートロンジャマーキャンセラー(NJC)の開発成功によりYMF-X000Aドレッドノートを生み出した。
ニュートロンジャマー下での安定した核駆動を実現したザフトは、当時の次期主力量産機であるゲイツの更なる性能向上を目指して試験用ゲイツを開発し、ファトゥム-00のプロトタイプを搭載した。しかし動力源のエネルギー不足により開発中止となってしまう。
この2つの機体の技術を総合して開発された機体がジャスティスである。試験用ゲイツで問題となった動力面での問題を解決する為に、ドレッドノートと同じくNJCを搭載した核駆動の機体として開発された。
この機体の操作には従来のオペレーティングシステム(OS)では不足であるため、「G.U.N.D.A.M.COMPLEX」(Generation Unsubdued Nuclear Drive/Assault Module Complex=発生非抑制核駆動攻撃モジュール複合体)と言う新型のOSが搭載されている。
フリーダムとは兄弟機で、本機の方が先に完成している。火力重視・中遠距離射撃戦重視のフリーダムに対して本機は近接戦闘重視で火器も実弾兵器が多く搭載され、速射性の高い装備になっている。また、ミーティアと呼ばれる支援兵装と合体することも可能である。
「ジャスティス」は「正義」の意。