C.E.71にロールアウトした、オーブ軍初の制式MS。大西洋連邦の技術を盗用しヘリオポリスで開発されたアストレイの量産型にあたる機体であり、アストレイやG兵器の開発データを反映してオーブ本国のオノゴロ島で開発された(尚、アストレイは外伝である『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』の主人公機でありアニメ本編には登場しないが、レッドフレームのみ、第1期オープニングに1カットだけ登場している)。
その戦術思想は高い機動性とスタンダードな装備によってあらゆる状況に対応すると言う、エールストライクと同一のものである。装甲にはアストレイと同じく発泡金属を用いて機体を軽量化し、背部にはエールストライカーを参考に開発された特徴的な大型スラスターを備えている。又、脚を使った地上機動時の運動性能も高く、総合的な機動力は他国のMSを大きく上回る。
その一方、量産を前提として開発された為、生産コスト削減の一環として、アストレイに備わっていたオプション運用の機能が省略されている。その為アストレイに比べ用途や運用環境は限定されてしまっているが、機体構造が簡略化した事で生産性や整備性は高い水準を示している。
自国の技術者やパイロットには主に「M1」、他国の軍人などには主に「アストレイ」と呼ばれる。M1は“モデル1”の略称。