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TS-MA2mod.00 メビウス・ゼロ

TS-MA2mod.00 メビウス・ゼロ

TS-MA2mod.00 メビウス・ゼロ

地球連合軍が開発した戦闘機型MA。「G」開発計画発動までの間自軍製モビルスーツ(MS)を持たなかった連合にとって、この機体はザフトのMSに対抗し得る唯一の戦力だった。機体周囲に搭載された樽状攻撃モジュール「有線式ガンバレル」によってオールレンジ攻撃を可能としており、MAの弱点であった旋回性能の低さをカバーしつつ高い攻撃力を有している。またガンバレルのスラスターはそのまま本体のブースターも兼ねており、MSを上回る圧倒的な加速性能を得ている。 但しこのシステムを扱えるのは特殊な空間認識能力を持つ者に限られ、軍内ではそのパイロットの存在は希有だった。よって人的資源の確保の困難さからこの機体は少数生産に留まり、以後は簡易型であるTS-MA02の生産に切り替えられる。
機体中央モジュールのリニアガンに加え、胴体の上下左右にガンバレルが合計4機搭載されている。ガンバレルは本体から切り離し有線誘導による遠隔操作を行うことが可能で、母機から離れた位置に射出し、予想し得ない方向から敵機に攻撃を加えることが可能である。ただし、これを扱うには高い空間認識力が必要とされる。また、機首部分は切り離し可能で、この部分はそのまま突入艇として単独での大気圏降下が可能である。
3個小隊15機がグリマルディ戦線に投入されたが、エンデュミオンクレーターの防衛戦においてムウ・ラ・フラガの乗機を除いて壊滅した(彼自身はこの戦闘において活躍し、「エンデュミオンの鷹」という異名をつけられている)。これにより適性を有するパイロットを多数喪失したため、以降は簡易量産型のメビウスが主力を占めることとなった。
最後の一機であるムウの搭乗機もアークエンジェルの大気圏突入後は使用されず、ムウ本人もその後の搭乗機をスカイグラスパー、ストライクガンダムとしたため、アークエンジェル内にて保存されているとも行方不明になったとも伝えられている。

型式番号 TS-MA2mod.00
所属 地球連合軍
生産形態 量産機
全高 -
本体重量 -
乗員数 1名
主な搭乗者 ムウ・ラ・フラガ
ウインターズ
リンドグレン
ケイン
武装 リニアガン
有線式オールレンジ攻撃兵装「ガンバレル」×4