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ミーティア

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本機はザフト軍が開発した核駆動モビルスーツ(MS)専用の巨大補助兵装である。フリーダム、ジャスティスに加え、劇中では実現する事はなかったが、プロヴィデンスやリジェネレイトにも装備可能である。本兵装を装備した機体は、多数のミサイルポッドや大口径ビーム砲によりMSでありながらナスカ級を越える火力を手に入れ、且つ対艦用ビームサーベルを駆使する事で対艦、パイロットの技量によれば対MS戦闘にも対応することが可能な、単機で戦況を一変させる戦略兵器と化す。また、プロヴィデンスがフリーダムと接続したミーティアを撃墜した時、フリーダムが撃墜寸前のミーティアをパージすると共にビームライフルとシールドが射出されている事から、ミーティア内部に手持ちの武装を収納できると考えられる。
動力部は、核駆動MSとの分離合体シークエンスを行うために必要な出力しかなく、先述の高出力の源は接続している核駆動MSのジェネレーター(エターナル接続時は当艦の動力部)である。しかし動力源となる核駆動MSからしてみれば、自らの有り余るエネルギーを一度に大量に放出できる器が手に入った程度の問題であるため、出力不足という事は起こり得ない。これが本兵装が核駆動MS専用という理由であり、それ以外の燃料電池搭載型のMSでは稼働させることすら不可能である。後に核エンジンを内蔵した改良型が開発されている(後述)。
メイン推進器はジン・ハイマニューバの追加推進機能のデータが元となって製造されている。この形状はサイバーフォーミュラのブースト・ポッドに酷似しているが、これはそれぞれ『機動戦士ガンダムSEED』、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の監督と脚本を務めた福田・両澤氏による、両作品を知るファンに対しての遊び心であろう。
「ミーティア」は「Mobilesuit Embedded Tactical EnfORcer」の頭文字を取った名前で、意味は「流星」「隕石」。企画段階では当初フリーダムとジャスティス用に2つ出てくるので、1つを「METEOR」もう1つを「INVOKE」にしようという案もあったらしい(「METEOR」・「INVOKE」は共に同作の主題歌を歌唱する T.M.Revolutionの曲名からとったもの。いわゆるコラボレーション)。

全高 99.46m
全幅 60.12m(MS結合時)
重量 552.42t
武装 120cm高エネルギー収束火線砲×4
93.7cm高エネルギー収束火線砲×2
MA-X200 ビームソード×2
60cmエリナケウス艦対艦ミサイル発射管