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GAT-01 ストライクダガー

GAT-01 ストライクダガー

GAT-01 ストライクダガー

C.E.70~71の大戦中期以降の地球連合軍の主力となった、地球連合軍初の量産型MS。その名の通り「ストライク」をベースに開発された機体であるが、ストライカーパックシステムは持っていない。これは本機が生産性を最優先し必要最低限の機能を持たせた簡易量産型として造られたという理由による(当初はストライカーパックの運用能力を持つダガーが量産される予定だったが、量産開始の時期に予想外に戦況が切迫していた為、数をそろえる事を急ぐ為急遽生産性を優先した簡易型である本機が設計された)。
その為特性上はストライクというよりむしろデュエルに近く、本来「デュエルダガー」若しくは素体ゆえ「ダガー」と呼ばれるべき機体だが、敵に奪われた機体の名を付ける事に軍上層部が難色を示した為と、既にストライクの名前は敵味方問わず広く知れ渡っている為、戦意高揚とストライクの名声にあやかった為この名称になったと言われている(カラーリングも同様の理由と思われる、試作の段階では緑系統のカラーリングが検証されていた)。
OSに改良が加えられており、ナチュラルにも操縦できる。外見上はストライクのデータを用いて開発された事もあり、ストライクのデザインをシンプルにしたものになっている。カラーリングは胴体部がコバルトブルーで四肢はホワイト、アクセントとして部分的にレッドが塗装されている(所謂トリコロールカラー)。簡易型故GAT-Xシリーズ程の機体性能は無いが、武装面ではビームライフル、ビームサーベルと言った光学兵器に加えジンには装備されていないシールドを装備し、攻守ともに有利に戦闘を進めることが出来る。
このストライクダガーが基本となって、後に地球連合軍で多くのバリエーション機が開発されていくことになる。ちなみにバリエーション機は、『機動戦士ガンダムSEED』のMSV展開である『ガンダムSEED MSV』シリーズで生み出されたもので、殆どは、アニメ本編には登場していない。
第二次ヤキンドゥーエ戦後、正式量産機である105ダガーや次世代機のダガーLの配備に伴い、南アメリカ合衆国などの途上国へ払い下げられ、南アメリカ独立戦争では新旧ダガータイプ同士の戦闘が繰り広げられた。

型式番号 GAT-01
所属 地球連合軍
生産形態 量産機
全高 18.02m
本体重量 55.31t
主な搭乗者 エドワード・ハレルソン
モーガン・シュバリエ
バリー・ホー
武装 イーゲルシュテルン
M703 57mmビームライフル
ES01 ビームサーベル
対ビームシールド