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コウ・ウラキ

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オーストラリア、トリントン基地に配属されていたテストパイロットで、機械好きのモビルスーツオタク。アルビオンが来航した際には、搭載されているとおぼしきガンダムタイプのモビルスーツ(ガンダム試作1号機、ガンダム試作2号機)を見学の許可も取らずに見に行き、専属の技術者であるニナ・パープルトンらに追い出される。しかし多少見ただけで両機体の特性を把握する等、観察眼の高さには目を見張るものがある。
その日の夜に、潜入した元ジオン軍のアナベル・ガトーがガンダム試作2号機を強奪、その場に偶然居合わせた彼は、残されていたガンダム試作1号機に飛び乗り、ガトーの行く手を阻もうとするも、ベテランパイロットであるガトーに軽くあしらわれ、未熟と罵られ逃げられてしまう。(OVA第1話「ガンダム強奪」、第2話「終わりなき追撃」)
それからはアルビオンのクルーとなり、試作2号機の追撃に参加。ガトーへの敵愾心、ニナとの関係、ケリィ・レズナーとの出会い、上官たるバニングの死などを通じて、パイロットとして、そして人間として成長していく(戦時階級として中尉に昇進)。しかし戦闘はデラーズ・フリート優位に進み、連邦はアルビオンを忌避し始める。その後、コウのガンダム試作機1号機は、ガトーの乗る2号機と相打ちとなり、奪還は失敗に終わる。
ガンダム試作3号機受領のため、アナハイム・エレクトロニクス社の保有するドック船ラビアンローズに向かい、ナカト少佐らによる待機命令を無視して3号機を使用し、コロニー落とし阻止のために奮戦する。シーマ艦隊を壊滅させるなどの戦果を挙げているが、その代償として彼の身体は肉体的、精神的に追い詰められており、補給のために一時的に帰還した際には、コクピット内で薬物(戦闘高揚剤ともただの栄養剤とも言われる。小説版によれば劇薬)を自ら注射していた。
戦後、ガンダム試作3号機の無断使用の罪状により、軍法会議で懲役刑となるが、その翌年、軍上層部によりコロニー落下等の真相の隠蔽とともにガンダム開発計画が「無かったこと」とされ、GPシリーズが登録抹消されるに伴い罪状が消滅、釈放される。
その後、少尉として北米オークリー基地に赴任し、ニナと再会を果たした。

搭乗機