物語冒頭で主人公のロラン・セアックとともに移民の偵察隊として地球に降りた3人のムーンレィスのうちの1人。地球に降りてからは新聞社の印刷所に勤務していた。地球と月の戦争が始まると従軍記者になり、ミリシャやムーンレィスを取材するため東西奔走し、ウィルゲムを駆り月に赴いたグエン・サード・ラインフォード、リリ・ボルジャーノ、ミリシャの面々に同行してもいる。途中、モビルスーツに搭乗する場面もあった。物語後半にミリシャのパイロットジョゼフ・ヨットと恋仲になり、終盤には子を授かる。最終回の最後に、子をジョゼフに預けて記者として働く様が描かれている。尚ロランの「自分はムーンレィスだ！」という告白をローラ・ローラのそれとして記事にしたのもフランである。
安田朗著『月の風』では、地球降下前に月で暮らしていた頃は、チャイドルとして、人気があったと描かれている。福井晴敏著『月に繭 地には果実』では、新聞社の先輩記者ラリー・ブリグマンとの間に子を儲け婚約する。核爆発により彼女は未来の夫を失ってしまうが、物語の終盤で無事子供を産む。曽我篤士版のコミカライズでは、記者を続けていて、結婚して一児の母親となっている所はアニメ版と同じだが、誰と結婚しているのかは作中では語られていない。又、ソシエ・ハイムとは良好な関係を築いている。
