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デュオ・マックスウェル

デュオ・マックスウェル

デュオ・マックスウェル

15歳 156cm 43kg。L2コロニー群の、宇宙の遊牧民といわれる「スイーパー・グループ」の出身。陽気で社交的な性格だが強情な面があり、貧乏くじを引かされることも多い。デュオという名前の由来は、ある時出会った浮浪児たちのリーダー「ソロ(独奏)」の「死んでもずっと一緒にいる」という遺言で、その時から「デュオ(二重奏)」という名前を名乗るようになり、「マックスウェル」の姓は自分が世話になっていた教会の名前からとった。自ら「死神」と名乗るのは、地球圏統一連合の反体制派掃討作戦に巻き込まれて教会が焼き討ちにあった時(この事件は「マックスウェル教会の悲劇」として記憶されるようになる)や、その後プロフェッサーGと出会い、ガンダムのパイロットになるまでに、夥しい数の屍を見てきたという経験のためである。
オペレーション・メテオが発動されると、「相棒」と呼ぶ機体ガンダムデスサイズで地球へ降下する。地球降下後は、太平洋のサルベージ船の船長で、かつてトールギスの開発にも関わった技術者でもあるハワードの協力を受け、任務を遂行していく。同じガンダムパイロットの中ではヒイロ・ユイと最初に出会い、その最初の対面では、リリーナを殺そうとするヒイロを銃撃した。地球圏統一連合の医療施設からヒイロを脱出させた後は、彼の無茶な行動に驚き呆れながらも行動をともにするが、ウイングガンダムの修理にデスサイズのパーツを勝手に使われてしまったりする。OZのトーラス輸送襲撃作戦が失敗した後はカトルと共に行動し、コロニーを懐柔して取り込もうとするOZの企みを知らせようと、シンガポールの基地から宇宙に上がる。しかしヒイロと違ってモビルスーツを捨てずにHLVに載せていたため、宇宙で移動中にOZに発見されてモビルドールのトーラス部隊の前にあえなく捕虜になってしまう。
囚われていた基地からはヒイロによって救出されるが、自分の「相棒」が見せしめのために破壊されるのを目の当たりにし、アストロビジョンの前で絶叫する。月面基地に潜入するためOZ宇宙軍の新兵募集に紛れ込み、そこで志願兵の少女ヒルデ・シュバイカーと出会う。ヒルデにあっさり潜入を見破られ拘束されるが、彼女に一体誰が敵で、なぜコロニーが戦うのかなどを語りかける。そのヒルデに助けられ辛くも月面基地にたどり着き、そこで自分のデスサイズが、ガンダムを製造した5人の科学者によって改良されているのを発見する。科学者達に提案され、再びデスサイズに乗るために、その完成まで基地に囚われることにする。その際科学者達がデュオを捕え、OZに協力的なところを印象付けるため、拳法の達人である老師Oに叩きのめされてしまうなど、ここでも貧乏くじを引く。拘束中に独房の空気を遮断されるという危機をしのぎ、この時点で完成度7割だったが、新型のガンダムデスサイズヘルで月面基地を脱出する。
月面基地脱出後は、コロニーでヒルデと共にジャンク屋をやりながら、完璧に調整したデスサイズヘルでOZにゲリラ的な攻撃を繰り返していたが、OZの技術将校トラント特尉に発見され、ウイングガンダムゼロのシステムの実験に協力させられる。そのシステムに圧倒されたデュオは、まともな人間の扱える代物ではないと、ウイングゼロに戦慄を覚え、その性能に憑りつかれて暴走するトラントを撃退する。その後コロニー市民の武装組織ホワイトファングに危険を感じて協力を拒んでからは、ジャンク屋をたたんで旅立ち、他のガンダムパイロットと合流する。ホワイトファングの宇宙戦艦リーブラに潜入したヒルデのピンチを間一髪で救い、ガンダムパイロットのデータが組み込まれたメリクリウスとヴァイエイトを、単独で撃破するなどの活躍を見せる。最後の戦いではリーブラに囚らわれていた5人の科学者を解放し、彼らをデスサイズヘルに取り付かせたまま砲弾の飛び交う戦場を強行突破する。科学者達の手によって、地球に落下するリーブラの軌道を変えることに成功した。
『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では、マリーメイア軍の計画を阻止するためヒイロと共にX-18999コロニーへ潜入する。そこで同じく潜入したトロワ・バートンと共に、コロニー落としの阻止に成功する。この時もデュオは、ヒイロに頼まれて彼を一発殴った後、昏倒させられ、潜入を続けるトロワを信用させるための捕虜となるなど、最後まで貧乏くじを引いていた。トロワと共にX-18999を脱出した後は、カトルにより回収されたガンダムデスサイズヘルに再び乗り、ブリュッセルの大統領府でMSサーペントの大部隊に戦いを挑む。マリーメイア軍との戦いが終わり、再び平和が戻ってからはデスサイズを爆破し、ヒルデと共にジャンク屋を再開する(小説版では何でも屋をやるのもいいかも知れないと思っている)。

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