地球連邦軍の技術士官で、同じく技術士官のフランクリン・ビダンの妻で、カミーユ・ビダンの母親。材料工学を専門とし主に装甲材などの開発を手がけ、RX-178 ガンダムMk-IIの製作にもかかわっていた。階級は中尉。仕事の虫であり、夫のフランクリンに愛人も居た事から家族との絆は薄れていた（フランクリンに愛人が居た事は知っていたが、仕事の邪魔をされないと言う理由から無関心だったようである）。ただ、ティターンズの憲兵に逮捕されたカミーユを引き取りに行くなど、カミーユの母親として最低限の責任を果たそうとはしていた。
最期はガンダムMk-IIを奪ったカミーユの親という事でティターンズに人質とされ、カプセルに閉じ込められて宇宙空間に放たれた。そしてカプセルの中に人がいるということを知らされず、爆弾だと勘違いしていたジェリド・メサにカプセルごと撃ち抜かれ、カミーユの目の前で殺された。
