
チベ級重巡洋艦は、ジオン公国軍が一年戦争初期に開発した宇宙重巡洋艦である。チベ自体はメガ粒子砲が開発されるより前から存在した古い艦艇で、当時はメガ粒子砲では無く実弾を発射する3連装砲を装備していた。後にその火力と厚い装甲が評価され、一年戦争前に主砲を3連装メガ粒子砲に換装されモビルスーツ搭載能力も追加された。MS発進口は艦首にある。なお、宇宙世紀の艦艇で唯一主砲が3連装である。
カラーリングは赤茶色だが、一部にはバロムが運用した艦など緑色の物も存在する。後の設定では、将官搭乗艦や艦隊旗艦は赤であり佐官搭乗艦などは緑となっている。ムサイと比べ火力が優れ、MS搭載能力も高かった。主な武装は機関砲とメガ粒子砲である。有名な登場シーンはサイド6でホワイトベースと戦ったコンスコン艦隊の旗艦として現れた時である。その時の搭載機はリック・ドムであった。また、マ・クベが運用したこともあった。