MSVに登場。最も有名なF型のカスタム機で、身長2mを超す巨漢であるドズル・ザビ中将が乗れるようにコクピット容積を大型化し、通常よりも大型のヒートホークを装備している。また機体の縁に金色のエングレービングが施されており、スパイクは両肩に4本ずつ、両手の甲に3本ずつ装着されている。ドズルは本機に乗って前線に赴き、兵士たちの士気を鼓舞した。実戦に遭遇したとする記述もある(むしろ戦場視察を口実に積極的に実戦参加していたとする説もあり、その際はマシンガン等の火器は一切持たず専用のヒートホークのみを携えての肉弾戦を好んだとされる)。
MSVではF型とされているが、EBシリーズなどではS型とする記述もある。また、ヒートホークには明確な設定画がないため、解釈はその時々によって異なる。ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズのムービーによれば、ルウム戦役の際にすでに実戦配備されている。