ジムトレーナーは、MSVシリーズに登場するジムのバリエーション機の一つ。一年戦争後期からモビルスーツを戦線に投入されるようになると同時に、表面化したパイロット達の練度不足を解消するために開発された教習用モビルスーツである。 胴体部分には教官用の座席が増設された複座型仕様となっており、教官側のコクピット前面はガラス面で覆って視界を確保している。主に二人で乗り込んで訓練や模擬戦闘などに用いられた。
基本性能自体は元となったジムと大差ないが、コスト削減のため装甲材質は落とされ、武装はビームスプレーガンとビームサーベル。これらの武装は弱体化されているため、実戦での使用はほぼ不可能であった。