ガンダム情報サイト・ガンダムチャンネル

ガンダムチャンネル

ガンダムチャンネル

MS-06RP 高機動型ザクII プロトタイプ

MS-06RP 高機動型ザクII プロトタイプ

MS-06RP 高機動型ザクII プロトタイプ

試製高機動型ザクIIは、MSVに登場する兵器。型式番号はMS-06RP。高機動型ザクII・プロトタイプなどとも呼ばれる。

ジオン公国軍は一年戦争開戦1ヶ月を経て、南極条約の締結によって戦争の長期化が必至となったため、宇宙での戦力強化対策の一環としてR型の開発を始めた。緒戦でのデータにより、ザクII F型の汎用性がモビルスーツの性能を妨げていると判断され、宇宙戦用や地上戦用など局地戦に特化した機種が必要となったのである。そのため、ジオン公国参謀本部は、F型の宇宙戦用汎用型後継機種として、一般汎用機に位置づけられるF-2型とは別ラインで、高機動汎用機となるR型を開発することにした。

R型の開発にはF型の後期生産型2機が使用され、MS-06RPの型式番号が与えられた。開発は月面のグラナダ基地で行われ、ジオニック社のエリオット・レム中佐(当時は少佐であったとする説が強い)による高機動飛行テスト、マニュアルプレート操作時の機体保持テストなど2週間のテスト後、両機とも良好な結果に終わったため、即時に量産が開始された。設計は基本的に背部メインスラスター(F型の倍となる218t)、腰部インテグラルタンク、脚部サブスラスター(計6基)の3点に絞って行われた。試作機は両機ともオレンジイエロー(ディグロウオレンジ)の識別色で塗装されていた。また、武装は420mmロケット砲(バズーカ)も用意されたが、生産性の問題から量産は却下された。

型式番号 MS-06RP
所属 ジオン公国軍
主な搭乗者 エリオット・レム
武装 420mmロケット砲
360mmロケット砲
他はF型と同じ