MS-06 ボルジャーノン等と比べて機体の全高が15m程度と小さく、宇宙世紀0120年代頃の地球連邦軍製の機体に共通する普及タイプのコックピットブロックを使用している事から、コスモ・バビロニア建国戦争当時に存在した機種のひとつであると見られている。
中距離支援用MSとして開発・製造されたと思われ、武装は右肩のガトリング砲のみで、ビームサーベル等の近接兵器は装備されていない。その為、格闘戦には全く不向きな機体となっている。また、防御に関しては、宇宙世紀0120年代頃には一部で実用化されていたビームシールドは装備されておらず、陸戦型ジムが使用する小型シールドの先端に見られるようなスパイクと、地球連邦軍のマークに似た十字のマークの付いた中型の盾を装備している。ただし、強度はあまり高くない。
ウィルが発掘した際には機能が万全ではなく、後にディアナ・カウンターによるオーバーホールを受け、動力炉の換装と操縦系統が改善されている。